Nozomi先生の英語教室

習志野市で英語を教えています

#Some tips # ~英語の勉強のコツ~ No.68

先日、トロイさんと話しました。

その内容が興味深かったので、シェアしたいと思います。

 

私が「WW2(World War II第二次世界大戦)で日本が負けた為に、

今でも日本はアメリカの顔色を窺ってばかり(何なら言いなり)に見える」

と言ったところ、

「では、WW2で日本が勝っていたらどうなっていたと思う?」と聞かれました。

 

 私:「それはあまり良い世界ではなかったかも。(男女格差・軍国主義等の理由で。)」


T:「戦争に勝ってしまうと、軍隊はますます領土を広げようとするし、

領土を取られた国が戦争をしかけてくるし、結局年中、

戦争をしている国になると思う。今のアメリカみたいに。

アメリカは武器(weapon)を売りたいしね」 

 

私:「アメリカでは学校でどのように戦争の事を習うの?」 

 

T:「ロシアの立場(Russia’s point of view)、ドイツの立場、日本の立場、

アメリカの立場、それぞれの国の立場で習ったよ。

TVで散々ドキュメンタリーもやったし、友人や家族とも何回も話をしたので、

もう語りたくないぐらい。

結論として、これは【やらざるをえない戦争、勝たなくてはいけない戦争】だった。

ヒットラーの暴走をアメリカが止めなかったら、世界が大変なことになっていた。

ユダヤ人の次の標的の民族が虐殺されただろう。
でも、日本へ原爆を落す必要はなかったと思う。
実は、原爆を落としたのは、ロシアへ圧力をかける意味もあった。
(ロシアへ、Don’t come to America.と伝える必要があった、と言っていました)
ロシアとアメリカは同盟を組んでいて仲間だったのだけど、ロシアは嘘をついて、
アメリカにロシア軍を上陸させようとしていた。
だから、ロシアを牽制するためにアメリカは原爆を作り、日本に落とした。
でも、ロシアはスパイがとっても得意で原爆の情報を当時既に盗んでいて、
ロシアでも原爆はほぼ完成していた。だから、これはロシアへの牽制には
ならなかった。戦争中は誰もが嘘をついていて真実は見えにくかったけど、
何十年も時間が経ってようやく本当の真実が分かってきたよね。」  


私「Wow..(私の知らない話ばかり!!!)」  


次回もトロイさん談、アメリカのお話です。