前々回からお話している、英語を英語だけで考えて話せるようになる為の４つの技能について覚えていますか？
１．英単語を知っている・発音できる
２．ある程度の例文を暗唱できる
３．たくさん文を読んだり聞いたりして英語のｲﾝﾌﾟｯﾄができている
４．実際に言いたいことを言える・自分で文が作れる
でしたね。前回は３についてお話したので、今回は４について詳しくお話します。４の訓練には、以下のような方法があります。
A．ここのレッスンで、英語を話す
B．英語で独り言を言う
C．英語で日記を書く
Aはいつもやっていますし、Bは何回かレッスンでお話しているので、大丈夫だと思います。Cの英語で日記を書くには、少しコツが必要です。初級者の方は「日本語で文を考えてから英語に直す」という工程を挟まないと英文を書くのは難しいかと思います（もちろん、英語で考えてそのまま書けるのが一番ですが、最初のうちは日本語で考えて英訳していても大丈夫です。英語だけ考えて書けるようにだんだん移行して行きましょう。）ですが、ここで気をつけないといけないのが、自然な日本語をそのまま英語に翻訳しようとすると、不自然になってしまったり難しい言い方になってしまうという点です。英語にしやすいような日本語の文を作るように気をつけないといけません。コツは５歳の子供に話しているような日本語に変えることです。例えば、＊夕飯を手際よく作りました。→夕飯を少し急いで簡単に作りました I cooked dinner quickly and easily ＊叔父から頂いたお金を使うのは気が引ける→おじさんからお金をもらいました。でも、そのお金をそう簡単には使えません。My uncle gave me some money. But I can’t spend it so easily.
いかがでしょうか？簡単にするコツが少し分かりましたか？
この「日本語も簡単に変える」という作業はAとBにも通用するので、是非どんどん実践してみてくださいね。
