Nozomi先生の英語教室

習志野市で英語を教えています

#Some tips # ~英語の勉強のコツ~ No.53

今日は、『あ~英語やってて良かった~』と心から思った出来事を紹
介したいと思います。

15年ほど前、ロサンゼルスに住む主人の親戚から連絡が来ました。
メールの送り主はリンダさん。彼女は主人の父のイトコにあたります。
日本人とアメリカ人のハーフなのですが、ずっとアメリカに住んでい
た為、日本語がほとんど話せません。彼女からのメールはもちろん全
部英語でした。

このように書いてありました。「私の母(日本人。主人
のおばあちゃんの妹になる)が日本に住む妹(主人のおばあちゃんの
もう一人の妹)と連絡を取りたいそうだ。でも、歳を取りすぎて、電話
で日本語も話せないし、手紙ももう書けない。英語で手紙を書くので
(写真が送られてきた)翻訳して渡してくれないか」との事でした。(ち
なみに主人のおばあちゃんはこの時既に他界されていました。)

もちろん、私は翻訳ができるので快諾しました。その後、主人の叔父
達に連絡して、おばあちゃんの妹の連絡先を聞き、電話をしました。日
本のおばあちゃんも歳を取りすぎていて電話口に出られず、連絡は息
子さんを通じて行いました。住所を聞き、印刷した手紙と日本語訳を
郵送しました。

後日聞いたところによると、手紙を読んで妹さんは涙
を流して喜んだという事でした。その後、妹さんの書いた日本語のお
手紙が我が家に届きました。そこで、私はまた英語に翻訳して、リンダ
さんにメールで送り、手紙は郵送もしました。リンダさんのお母さん
も、何十年ぶり(!)に妹と連絡が取れたと大層喜んでいたそうです。

それから数週間後に日本のおばあちゃんの息子さんからご連絡を頂
きました。なんと、おばあちゃんが亡くなられたとのこと。

そして、その訃報をロサンゼルスのおばあちゃんにお伝えして

数週間経ったころ、何とそのおばあちゃんも亡くなられたという連絡が

入りました。

亡くなる前に遠く離れて暮らす姉妹を繋げる事ができて、本当に良か
った!大変な親切ができたと思いました!

皆さんにもこのような機会があるかもしれません。その時の為に、一
緒に英語力を伸ばして行きましょうね