Nozomi先生の英語教室

習志野市で英語を教えています

#Some tips # ~英語の勉強のコツ~ No.50


日本人が一番苦手な発音はRだと聞きますよね。

日本語の「らりるれろ」は「LaLiLuLeLo」なので、Rが発音できないとよく聞きます。

実は微妙にこれ間違っているのです。
実は日本人もRの方の「らりるれろ」をたまに発音しているのです。
「食べられる」の「られる」は、「LaReLu」と言っているらしいです。
(少なくとも私はそう発音します)確かに、「れ」はベロをどこにもつけませんが、「ら」と「る」は少し上にくっつけて発音しますよね。
(Rは舌先をどこにも付けずに発音します。Lはベロをべったりと天井にくっつけます。)

更に細かく言うと、このような日本語のLaやLuですが、微妙に英語のLの発音とは違っているそうです。

私の友達の言葉を借りると「R」と「L」の中間の音、少しR寄りのLなんだそうです。

そんな事を聞いた日には、「そんなの分かる訳ないやろ~」と夕日に向かって叫びたくなりますよね。

日本人は発音が苦手で本当にダメだな、と思ってしまいがちですが、そんなに悲観することはないです。

外国人は外国人なりに発音で苦労しているのですから。
日本人だけではないのです。


この件で何度聞いても、どうしてなのか理解できない事があります。

アメリカ人のトロイさんは、「病院」と「美容院」の区別がつかないのです。

私が「昨日病院行きました」と言うと「あ~キレイになりましたね!」と答えます。
正確な音が聞こえてないのですから、当然発音も正確にできません。
日本人からすると、「え~全然違う音なのになんで??」と思いますよね。

まあ、日本人から「RとLが一緒だと思う」と聞いた英語ネイティブも「え~全然違う音なのになんで??」と思っていますからね。
同じです。面白いですよね。

(日本語は発音の種類が英語より圧倒的に少ないと言います。
なので、英語話者は日本語の発音はできる場合も多いです。
ただし完璧ではないのは、皆さんも外国人の日本語を聞いたことあるので分かりますよね。)

色々な国の方と話してきた私の心の中に、他にもこの国の方はこの音が苦手、のようなデータベースが出来上がっています。次回はこの続きを書きますね。