Nozomi先生の英語教室

習志野市で英語を教えています

#Some tips # ~英語の勉強のコツ~ No.28

今日は、「辞書を(すぐには)引いてはいけない」というお話をします。(以前にも違う形でお話しましたが、もう一度おさらいしましょう)

皆さん、英文を読んでいて分からない単語が出てきたら、辞書をすぐ引いていませんか?これは、あまり良くないクセです。分からない単語があっても辞書を引かないで、前後の文章から意味を推測するクセをつけておいてください。

例えば、
「今日はホレポキゲを買ってきました。早速料理して食べたら美味しかったです。」
この文の「ホレポキゲ」は私がたった今作った造語ですが、日本語で聞くと、どんなものなのか、何となく理解できましたよね。 

・食べ物である
・お店で買える
・料理をして食べるもの
・美味しいらしいetc..

1つ単語が分からなくても、前後の文章から推測して、これだけの情報を補えるのです。それで、問題なく全体の文章の意味は理解できましたよね。これと同じ事を英語でも実践してください。普段から、分からない単語があっても、そこで思考回路を止めてはいけません。我慢して読み続けてください。そうすると、分からない単語がいくつかあったとしても、前後の文章から意味を推測できるようになります。
この訓練をする時には、あまり知らない単語の出てこない、簡単な文章を選ぶのもコツです。(でも訓練した後は単語の意味を調べると良いです)

この訓練をすると、英会話にも役立ちます。相手の英語を聞いている時は、だいたい一時停止して辞書を調べる事ができませんよね。なので、分からない単語があっても、そのまま頭の中にその単語を留めておきます(私は文字通り、分からないあやふやなイメージを頭の中の隅の方で持ち続けて聞いています。)そうすると、途中で何について話しているか分かった時に、さっきあやふやなイメージだった単語が、急にクリアなハッキリとしたイメージに変わるのです。この感覚、すごく楽しいので、是非皆さんにも体験していただきたいです!

ネイティブと話していると、必ず知らない単語が出てきます。 この訓練をしておけば、うろたえずに会話できるので、是非実践してみてください。