Nozomi先生の英語教室

習志野市で英語を教えています

#Some tips # ~英語の勉強のコツ~ No.51


前回、アメリカ人のトロイさんは「病院」と「美容院」の区別がつかない、と書きました。理屈を書き忘れましたが、これは「びょういん」「びよういん」どちらも同じ音に聞こえるのだそうです。「美容院」の「びよ」の方が「病院」の「びょ」よりも少し長く聞こえるけど、ほぼ同じなので、文章の中で使われると理解不能だと言っていました。日本人にはなかなか理解しがたい感覚ですよね。
色々な国の外国人と接していると、この言語の方はこの音が苦手、というデータが揃ってきます。

スペイン語話者:ヨとジョの区別が難しい。スペイン語で「私、I」を意味する「Yo」は、「ヨ」と発音する人と、「ジョ」と発音する人と両方います。どちらも正解で、区別がないのだそうです。ちなみに、私の義理父「ヨウジ」を私の友達は「ジョウジ」と呼んでいました。(実際にLINEにもそう書いてありました)面白いですね。

・韓国人:「ぞ」という音がない。私の事を韓国の方は「のじょみ」と呼びます。日本人の友達が「のじょみ」じゃなくて「のぞみ」だよ、と教えても「Why? Same!」(なぜ?同じじゃない)と返事が返ってきました。

・中国人:「Sue」(スー)と「Zoo」(ズー)の区別がつかない。中国語話者が全員そうなのかは分からないのですが、Zooもスーと発音している中国の女の子がいました。そして、先生に教えられて、Zooの発音が言えるようになった瞬間にも立ち合いました。

このようにそれぞれ母語が干渉して、発音できない音があるのです。面白いですよね。そして、母語になくても、練習すれば発音できたりすることがよく分かりますね♪