Nozomi先生の英語教室

習志野市で英語を教えています

#Some tips # ~英語の勉強のコツ~ No.21


今回は前回レッスン中に受けた質問について、お答えしたいと思います。
(質問その1)1.Time is gone. 2.Time has gone. 3.Time goes by. の違いは何ですか?との質問を受けましたので、トロイさんに質問してみました。(とても良い質問ですね、Great Job, Noriko!)
まず、3文とも意味としては似ていますが、3番が一番ニュアンスが違います。1番と2番は共に「過ぎ去った過去」という意味になり、3番は「過ぎ去った過去の部分もあるが、まだ途中」という意味になります。1文ずつ詳しく説明しましょう。1番はもう取り戻せない時間を表現している、過ぎ去った時間。将来2度とこの時間はやってこないという後悔の気持ちも含む。2番は、1番と同じように過ぎ去った過去で、将来2度と同じ時間は来ないが、「取り戻せない」という後悔の気持ちは含まない。3番は過ぎた時間を表現しているが、「まだ途中の時間」のニュアンス。ある一定の時間が過ぎ去ったが、まだこれからも続く可能性がある。
細かいニュアンスはネイティブに質問すると生の意味を教えてもらえるから一番良いですね。でも、読んで「なるほど」と思ったら、細かい違いや間違いなどは気にせず、どんどん話しましょう。
尚、最初Time is gone.と聞いて、文法的に合っているのか?と悩んでしまいました。なぜなら動詞goは自動詞なので、受け身(例:I am given私は与えられた)の形が取れないからです。でも調べたらこれは特殊な用法で自動詞goを受け身にして形容詞的な用法にしているという事のようです。今まで知りませんでした!
こうやって調べていくと面白いです。
次回は(質問その2)についてお答えしたいと思います。ちなみに内容は、since とstill の違いについて。(こちらも良い質問です!Thank you, Setsuko!)。次回をお楽しみに!